service 事業紹介

山や街のはずれに立つ、大きな鉄塔。実はここにも東邦電設の仕事があります。
私たちは、鉄塔を建て、電線を張る「送電線工事」を行っています。
これにより、発電所でつくられた電気を、遠く離れた街や家庭にまで安全に届けることができるのです。

送電線工事には、さまざまな工程があります。
土地の調査から始まり、足場を組む仮設工事、鉄塔を支える基礎づくり、そして巨大な鉄塔の組み立て。
さらに鉄塔と鉄塔の間に電線を張る「架線工事」や、地中に電線を通す「地中線工事」も行います。

完成した後も、定期的に点検を行い、必要に応じて修繕や塗装などのメンテナンスを通じて、送電線の安全を守り続けています。

遠く離れた発電所から街へと電気を届ける「送電線工事」。
私たち東邦電設の仕事は、目に見える鉄塔の建設だけではありません。
その間をつなぐ“電気の通り道”を、緻密に、そして安全に作り上げることが使命です。

鉄塔の建設現場では、数十メートルにもおよぶ高所での作業が求められます。
安全帯を身に着け、仲間と声を掛け合いながら、部材一つひとつを丁寧に組み立てていきます。
その精度が、電気を安全に、安定して流すための要になります。

さらに、気象や地形に応じた最適なルート選定、強風や積雪に耐えられる設計、そして環境への配慮まで、多くの知識と経験が必要です。

私たちの仕事は、普段の暮らしの中ではあまり目にされないかもしれません。でも、毎日の「当たり前の電気」を支えるために、見えないところで電気の道を守り続けています。

私たちが手がけるのは、情報板や監視カメラの光ケーブル配線。
開発局の道路事務所と現場をつなぎ、リアルタイムで情報を伝える仕組みを支えています。

情報板に表示される交通情報も、遠隔操作されるカメラも、正確に動くのは光ケーブルのおかげ。
道路の構造や安全に配慮しながら、緻密に配線ルートを設計・施工します。

目立たない仕事ですが、道路の安全と快適な交通を守るために、私たちは今日も“光の道”をつなぎ続けています。

教室の明かりが灯るとき、その裏には、私たち東邦電設の仕事があります。

電気工事とは、建物の中に電気を通す「配線工事」や、照明・コンセント・防災設備などの取り付け・接続を行う仕事です。
学校のような公共施設では、安全性はもちろん、子どもたちの学びを支える環境をつくることが求められます。

新しい校舎が建つとき、私たちは設計図をもとに電気の流れを考え、必要な場所に電線を張り巡らせます。
黒板の上の照明、トイレの換気扇、給食室の冷蔵庫。
すべてが正しく動くように、一本一本の配線をていねいにつなぎ、確認を重ねていきます。

さらに、地震や火災などの災害時にも対応できるよう、非常用電源や警報装置も設置。
電気が「当たり前」に使える学校の毎日を、私たちがつくっています。

高層ビルの中で、電話が鳴り、パソコンがつながり、エレベーターが動く。
そんな「情報」と「電気」の流れを作っているのが、私たちの電気通信工事です。

電話やインターネット、放送設備、防犯カメラなど、通信に関わるすべての設備は、見えない配線でつながっています。
私たちは、それらの配線を建物の設計に合わせて正確に敷設し、機器をつなぎ、正常に動くよう調整します。

ビルの中の仕事は、ただ配線するだけではありません。
「この会議室でWi-Fiが切れないように」「防犯カメラの死角がないように」など、利用者の目線に立って設計し、細かく調整することが求められます。

情報が飛び交う現代社会。
その土台となる通信環境を、私たちは縁の下で支えています。

山を貫くトンネルや都市の地下を走る道路。
そんな場所でも、東邦電設の仕事が活躍しています。
私たちは、トンネル内の照明や換気、非常用設備など、電気設備の工事を行い、暗いトンネルの中でも安全に通行できる環境をつくっています。

設置工事だけでなく、定期的な点検や修繕も重要な仕事です。
突然の停電や機器の故障が起きないよう、トンネルの裏側で日々の安全を守り続けています。

何気なく通るトンネルにも、東邦電設の技術と想いが込められています。